懐かしの昭和パン【頭脳パン】とはなんだったのか?
われら昭和世代にとって、よく見かけて気になった広告の筆頭家老(かどうか知りませんが)と言えば、なんといっても
新堀ギター
じゃないでしょうかねえ。←例によって決めつけ
で、それとともに「気になった」のでは?と私タメゴローが個人的に思うのは
頭脳パン
なんですよね~。
え? 別に気になってなかった?
こりゃまた失礼いたしました!
でもまあ、「いやあ、実は気になって仕方なかったんだよ。助かるなァ」という方もきっとおられると思いまして。←またまた決めつけ
その【頭脳パン】なるもの、どんなものだったのかを改めて調べてみやしたぜ、ダンナ。
【頭脳パン】には「頭脳粉」が含まれていた!
な~んとなんと(広川太一郎風)、「頭脳パン」というのは、「頭脳粉」なる小麦粉が使われているパンなんだそうです~。
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) September 5, 2021
上の記事によると・・・
頭脳パンの始まりは1960年にさかのぼる。当時、白米とパンの主食論争が繰り広げられる中、大脳生理学者の故・林髞(たかし)博士が、「胚乳部分にビタミンB1が多く含まれるパンの方がよい」と唱えていた。脳の働きに必要なエネルギー源・ブドウ糖を分解するには、ビタミンB1が必須。そのビタミンB1を豊富に摂れば、脳の働きが活発になるというのだ。
(マイナビニュース)
そこで金沢製粉など全国の製粉・製パン業者が集まり、その理論に基づいてビタミンB1を多く取り込む製法で作った小麦粉「頭脳粉」を開発した。一般的な小麦粉100gに含まれるビタミンB1は約0.1mgだが、頭脳粉には約0.17mg以上含まれている。これが「頭がよくなる」と言われる理由だ。
(同上)
これはまさに
あっと驚くタメゴ~ロ~
でした~。
【頭脳パン】を食べると、頭がよくなるのか?
で、「頭脳パン」などと聞けば、「食べると頭がよくなるのか!?」という疑問が湧くのが人情ってもんですぜ、ダンナ。
これについて、頭脳パンの製造元のひとつ、伊藤製パン株式会社さんは、Q&Aコーナーで次のように答えておられます。
Q:創業者が「佐藤一二」なのに何故「伊藤製パン」なのですか?
A:実は創業者が会社を立ち上げた時は伊藤姓でしたが、佐藤家と養子縁組をして「佐藤一二」の名前になりました。
Q:「頭脳パン」とはどういうパンですか?
A:「頭脳パン」は通常の小麦よりも、特別精製によりビタミンB1を多く含有した「頭脳粉」を使用したパンです。
ビタミンB1は末梢神経に作用して頭の働きを活発にし、集中力を高め、疲れた頭と体を回復させる効果があると言われています。
Q:「頭脳パン」を食べれば頭が良くなりますか?
A:「頭脳パン」を食べただけで頭が良くなる事はもちろんありませんので、自身の努力が必要です。
どうですか?
イイですよねえ、このQ&Aコーナーは。
特に一番目の質問なんか、好きですねえ。^^
ということで、「頭脳パンを食べると頭がよくなるのか?」については、自分で努力しないとダメなようですね~。
タハハ・・・
【頭脳パン連盟】とはなにか?
それとですね、上の画像の頭脳パンの包み(包みも昭和レトロっぽくて、とってもイイ♪)に
頭脳パン連盟
なる気になる文字が。
この「頭脳パン連盟」なるものについては、Wikipediaにこうあります。
当時は複数の製パン業者と製粉業者が加盟する「頭脳パン連盟」なる団体(任意団体)まで結成されていたが、現在は活動休止(但し多くの製品パッケージには連盟の表記は健在)。
(Wikipedia)
なんだぁ・・・。
おもしろそうで、期待したのになあ。
この記事で、復活の後押しができればと思いまっす。
【頭脳パン】は今どこで買えるの?
残念ながら現在は通販での入手はできないようです。
ですが、スーパーやコンビニなどで入手可能なようです。
実は私も近所のコンビニで買って食べました。
ホンノリ甘い素朴な味わいが、おいしかったっす♪
なんと! 頭脳粉を使った【頭脳蕎麦】があった!
そんな「頭脳パン」が気になって仕方がないアナタ!
とっておきの情報がありやすぜぇ。
なーんとなんと、「頭脳粉」を使った「頭脳蕎麦」なるお蕎麦があ~るじゃあ~りませんか!
こちらの今田(こんた)製麺所さんのお蕎麦は、頭脳蕎麦を含めて、シコシコした食感が堪らないお蕎麦だそうです。
こりゃ、食べてみる価値大いにアリじゃねぇすかい、ダンナ。
ということで、懐かしい昭和の「頭脳パン」、そして新発見の「頭脳蕎麦」のお話でした!
次回もまた、モア・ベターよ♪
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