【歌声喫茶】は、みんなで歌を歌う昭和喫茶だった!
昭和の時代には、「名曲喫茶」「ジャズ喫茶」のほかに、
「歌声喫茶」
っていうのもありましたよね~。
まあ、昭和当時はいろんな喫茶があったわけですけどもね。
純喫茶とか、同伴喫茶とかも。
喫茶の昭和バリエーションてとこですかね~。
「歌声喫茶」は、どういう経緯か忘れましたが、当時の仲間と行った記憶があります。
「ともしび(灯)」っていうとこで、何か所かあったんじゃないですかね、「ともしび」は。
下の画像は、昭和30年代の「ともしび」のようです。
https://t.co/wHdfe4hKR6 pic.twitter.com/9BOs2uMVti
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) February 18, 2021
歌声喫茶はですね、みんなで歌を歌う喫茶なんですよね。
ちょっと意表を突いたコンセプトかもですねえ、今からしたら。
Wikipediaで見てみると、ともしびがオープンしたのは1955年とありますね~。
同年オープンに「カチューシャ」という歌声喫茶もあったようです。両店とも、新宿にオープンしたそうです。
昭和の【歌声喫茶】は、集団就職の若者たちの憩いの場だった!
歌声喫茶の発祥については・・・
発祥については諸説あり、1950年(昭和25年)ごろ、東京・新宿の料理店が店内でロシア民謡を流していたところ、自然発生的に客が一緒に歌い出して盛り上がり、それが歌声喫茶のはしりになったという説、また当時公開されたソ連映画『シベリア物語』に同様なシーンがあり、これに影響されたともいわれている。-Wikipedia-
歌声喫茶は、当時いわゆる集団就職で東京に来た若者たちの憩いの場、心のよりどころでもあったようですねえ。
われわれより一回りくらい前の世代の人たちですよね。
今よりずっと娯楽の少なかった時代ですしね。
郷里を離れて東京に来て、親しい仲間もいないわけで。
そういう若者が集まって一緒に歌を歌う場っていうのが、「歌声喫茶」のもともとだったようですね~。
慣れない環境での生活や仕事の疲れが歌声喫茶でどれだけ癒されたか、想像に難くないですよねえ。
そういう若者たちの、まさに「ともしび(灯)」だったわけでしょうね。
https://t.co/xLR1piSlIQ pic.twitter.com/036oQBRzdK
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) February 18, 2021
男女の出会いの場でもあったんじゃないでしょうかね~。
歌声喫茶で知り合って結婚、という方々もおられるのではと思います。
最盛期には、歌声喫茶は全国100店舗以上もあったようです~。
歌う歌はロシア民謡とかが多くて、不思議な雰囲気でしたねえ。
な・・・なんでロシア民謡なの!?って思いましたよ~。^^;
昭和当時の労働運動からのようですけども。
でも、知らない人たちとも声を合わせて歌うっていうのが、これまた不思議な一体感を感じたものです~。
今も灯る【歌声喫茶ともしび】の灯!
昭和の歌声喫茶は、なんでもカラオケの台頭で需要が減ってなくなっていったようですが、「ともしび」は、今も健在だそうです。
私が「ともしび」に行った(たぶん新宿)のは、ほんの1~2回だけだと思いますが、歌わせてもらいましたよ、みんなで。^^
「みんなで歌う喫茶」っていうコンセプトがスゴいですよね、今から思えば。
なんというか、時代だなあ、と。
昭和世代でも、われわれ世代はちょっとかすっただけかもしれませんけど、直撃世代には、歌声喫茶は懐かしいんじゃないでしょうねえ。
当ツイッターのフォロワーさんから・・・
おお! 歌声喫茶は、ウルトラマン世代より、一回り上の世代ですかね。団塊世代ですかね? 平成になって、一度、ブーム再燃したと思います。
今も残って続いているってすごいです! 皆で歌うのも楽しいですもんね(^^♪
カラオケは、歌を歌ってる人以外は、みんな次に歌う曲をモクモクと探していて、間奏だけ拍手してますよね。 歌声喫茶は、一体感があって良いそうですよ(*^^*)
そうですね~われわれウルトラマン世代だったら、歌うのは当然、昭和特撮&アニソン、もしくは昭和歌謡曲になるでしょうね~。^^
というワケで、昭和喫茶のバリエーションでも異彩を放つ「歌声喫茶」のお話でした! 次回もまた、モア・ベターよ♪
タメゴローに励ましのコメントを送ろう!