【スペース1999】は、『スパイ大作戦』コンビの主演だった!
『スペース1999』で主役を務めるのは、舞台となる「ムーンベース・アルファ」の指揮官ジョン・コーニッグ役にマーティン・ランドー、パートナー的な医師のヘレナ・ラッセル博士にバーバラ・ベイン。
この二人は、アメリカのテレビ番組『スパイ大作戦』(日本では1967~73年放送)で主役のスパイ組織「IMF=Impossible Mission Force」のメンバーとしてレギュラー出演してたんですよねえ。
『スパイ大作戦』は、後年トム・クルーズ主演による映画『ミッション:インポッシブル』(『スパイ大作戦』の原題)シリーズとしてよみがえるわけなんですけども。

当時は、トム・クルーズ版でも聞かれるスリリングなテーマ曲とオープニング、「このテープは自動的に消滅する。成功を祈る」のフレーズとともに人気番組でしたよね~。^^
ジョン・コーニッグの声は、昭和世代には『ウルトラマンA』の防衛組織TACの竜隊長でも知られる瑳川哲朗さんでした。
ちなみに『スパイ大作戦』でのマーティン・ランドーは、沖田艦長や銭形警部の納谷悟朗さんが吹き替えてらしたんですねえ。
ただ、いかんせんマーティン・ランドー、バーバラ・ベインともにオジサン、オバサンの印象があって。^^;

そのせいか、次に述べる「第2シーズン」では、若手の準主役が活躍するようになりました~。
【スペース1999】は、第1と第2シーズンがまるで別物だった!
この『スペ-ス1999』は、第1シーズンと第2シーズンの作風がまったく違うという変わり種だったんですよね~。
シリアスでリアルなシリーズが、一変してコメディーに…とまではいきませんが、それこそアメリカンな印象さえある冒険活劇に変わったんですよね、第2シーズンから。
宇宙人のマヤ(準主役級若手の一人)っていう新しいキャラクターも加わって。

『スタートレック』のバルカン星人スポックみたいな位置づけでしたかね。
本国で第1シーズンの視聴率が振るわなくてとられた措置のようですが、地味だった第1シーズンよりもエンターテイメント色が格段に強まって、私は第2シーズンのほうが好きでしたね。
『スペース1999』でも、上條恒彦さんが歌う日本語版の主題歌が付けられてて。
抒情的なというか、モロに日本的な。^^;
これがですね、結構イイんですわ。
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) January 18, 2021
ノリとしては、『宇宙戦艦ヤマト』(1974)のエンディング曲『真っ赤なスカーフ』を思い浮かべないでもないかなと。
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) January 18, 2021
昭和の頃は、向こうの作品にも平気で日本版の「主題歌」がつけられちゃったりっていうのが割とありましたよね。
『サンダーバード』がいい例ですけど。

いかにも昭和で好きですね~そういう手前勝手な判断は。^^
【スペース1999】の「イーグル」は、地味にカッコよかった!
ムーンベース・アルファに配備されてる輸送機「イーグル(トランスポーター)」は、コンテナ・ユニットを積み替えるあたりはサンダーバード2号的でしたね~。
『謎の円盤UFO』後なだけあって、デザインはサンダーバード・メカよりもずっと現実寄りで地味でしたけども、あれはあれでカッコよかったですね~。
イーグルにはいくつか種類もありましたよね、カラーリングとかが違ってるのが。
当ツイッターのフォロワーさんからも・・・

イーグルかっこよかったです。プラモもつくりました。
といったお声をいただいてます。^^
しかも今回驚いたのが、イーグルの模型がいまだに各種販売されてるじゃあ~りませんか!
これはあっと驚くぅタメゴ~ロ~でしたねえ~。
『スペ-ス1999』が第1&2シーズンともに放映された1981年といえば浪人してたときで、私にとっては、あの日々とともに思い出される作品です~。

というワケで、ジェリー・アンダーソンの特撮作品『スペース1999』のお話でした! 次回もまた、モア・ベターよ♪
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