【昭和の声優ブーム】宇宙戦艦ヤマトとアニメ・ブームが発火点だった!【2】

※画像はイメージです

昭和の【声優ブーム】で、声優さんたちが大注目を集める!

もちろん、他作品の声優さんたちもそれに加わって、大盛り上がりでしたねえ、とにかく。

ご当人たちも、正直ビックリだったんじゃないですかね、一挙にそれだけの注目が集まるっていうのは。

今では当たり前なんでしょうけどもね。

 

タメゴロー
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声優さんたちが顔出しというか、雑誌とかにお顔の写真が載りはじめたのも昭和のこの頃からでしょうね。

 

それまでは、「ナゾの人」って感じで、「どういう顔の人なんだろう」なんて、私なんかは想像を巡らせてましたねえ。

声優さんたちが、アイドル並みの取り上げ方をされるようになったのも、この声優ブームからでしたね。

 

『宇宙戦艦ヤマト』(1974年版)でヒロインの森雪を演じられた麻上洋子さんも、そんな感じで取り上げられていましたね。

 

タメゴロー
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麻上洋子さんは現在、一龍斎 春水(いちりゅうさい はるみ)というお名前で、講談師もなさっておられるそうです。

 

「役者であって、声優にあらず」

ただ、昭和当時の声優ブームにあまり賛同されてない声優さんたちもおられたような印象があります。

そもそも「声優」という呼称に不快感を示される方々も、少なからずおられたようで。

 

「役者であって、声優にあらず」「声優なんていう職業はない。役者だ」みたいな感じでしたでしょうかね。

 

タメゴロー
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納谷悟朗さんも、「声優」という呼称を嫌われるお一人だったようですけども。

 

それにしても、当時の声優さん(わかりやすいのでこのブログではこう呼ばせていただきますが)たちは、お声も演技も個性的だったなーという印象が、私にはありますね。

もう、声を聴いただけでわかるというか。

単に、今の声優さんたちを私が知らないだけかもしれませんけども、そういう印象がありますね~。

 

今の声優さんたちとの違いがあるとすれば、納谷さんがおっしゃっておられたように、役者としての舞台の場数っていう部分があるのかもしれないなあ、なんて。

なんでもそうでしょうけど、実際にお客さんの前で芸を披露することほど、芸を磨くことはないようにも思えますしね。

 

タメゴロー
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まあ、あくまで素人考えですけどもね。

 

【昭和の声優さん】たちに感謝です!

『宇宙戦艦ヤマト』(1974年版)に関していえば、当時のアニメ系のキャスティングよりも、洋画・海外ドラマ吹替系のキャスティングだった印象が私にはあって。

それが、ある意味すごくリアリティーにつながってたようにも思うんですよね。

 

タメゴロー
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『宇宙戦艦ヤマト』の西崎義展プロデューサーが意図したことなのかはわかりませんが。

 

なんでも、今はアイドル並みにルックスがよくて歌って踊れないと声優にはなれない、みたいな話も聞きますけど、本当なんですかね~。

永井一郎さんは、ご著書『バカモン!波平、ニッポンを叱る』(下に商品リンクがあります↓↓↓)の中で、『サザエさん』出演によるご自身の年収を「164万円」と記されてるそうですが(1988年ごろ)、それだけ収入的には厳しい職業なんでしょうかねえ。

 

昭和の名声優・大塚周夫さん(上に商品リンクがあります↑↑↑)のご子息で、ブラック・ジャック役などで知られる大塚明夫さんは、「声優とは職業でなく、『生き方』である」のようなことをご著書(下に商品リンクがあります↓↓↓)で書かれているとか。

なるほど、と思わされますねえ。

 

いずれにしても、今日のようなアニメや声優というお仕事の隆盛は、昭和の当時は想像もしませんでしたねえ。

それとともに、その黎明期をリアルタイムで体験できたっていうのは、なんだか誇らしくもあったりします。

 

われわれが聞き親しんだ多くの昭和の声優さんが鬼籍にはいられてしまっているのは本当に残念に思いますけど、往年の名声優の方々には、楽しませていただいて、本当に感謝ですね。

 

タメゴロー
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というワケで、「宇宙戦艦ヤマト・ブーム」「アニメ・ブーム」からはじまった、昭和の「声優ブーム」のお話でした! 次回もまた、モア・ベターよ♪

 

【追記:2021年2月9日】ちょうどこの記事の改定作業中に、昭和世代には馴染み深い森山周一郎さんの訃報が報じられました(肺炎のため。享年86歳)。ご冥福をお祈りいたします。合掌。

 

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