昭和の【健康器具】は、百花繚乱だった!
昭和といえば、怪しい通信販売が花盛りだったわけなんですけどもねえ。
今に至る、いわゆる「健康器具」なども、百花繚乱を呈してたんじゃないかな~と思うわけなんです。
そこはやはり昭和ですので、中には効果の怪しそうなものも含まれてまして。^^;
ルームランナー(ランニングマシン)やエアロバイクなんかも人気だったんじゃないでしょうか。
エアロバイクって、当時からエアロバイクって名前でしたっけ?
だんだんと生活が豊かになっていく半面、人々が運動不足になっていった昭和なわけで。
そうした中で登場してきた健康器具の数々だったわけでしょうけどもね~。
そんなわけで、昭和の健康器具で私の記憶にあるものをピックアップしてみました!
【昭和健康器具1】ぶら下がり健康器
昭和の当時の一時期、なんだか矢鱈と流行ってたのが、この「ぶら下がり健康器」だったんじゃないでしょうかね~。
も~猫も杓子も「ぶら下がり健康器」にぶらさがっちゃってた記憶があるんですけども。
ちなみに、うちは家が狭くて買ってませんでしたけどね~。^^;
ただぶらさがるだけで効果があるのか?っていう話もあるようですが、体を伸ばすだけでも効果はあると思いますけどね。
猫なんか伸びをするじゃないですか。
伸ばすことで、血液の鬱滞なんかを改善する効果はあるように思います。
こちら↓↓↓の解説によると、縮んだ広背筋を伸ばすことで骨格矯正効果が期待でき、腰痛や肩こりの改善にも効果が期待できるとのことです。
デメリットとしては「場所をとる」ことが挙げられていますが、それだけがデメリットなら、健康器具として手軽でイイんじゃないでしょうか~。
あと、ちょっとハードですけど、ぶら下がり健康器で懸垂なんかはアスリートにはよろしいかもしれませんね。
私も空手をやってた時期がありまして、ぶら下がり健康器で背筋鍛えようかな~なんてこともありました。
強いパンチ力を生み出すのは背筋ですからね。
子ども時分、ぶら下がり健康器にぶら下がってたら背が伸びた、なんていう話も聞いた気がします~。
【昭和健康器具2】エキスパンダー
エキスパンダーは、なにげに昭和の代表的健康器具だったりするんじゃないですかね~。
『巨人の星』の「大リーグボール養成ギブス」なんかも、エキスパンダーに着想を得たものなんでしょうしね。
これは実際効果があるものなんでしょうかね~。
こちら↑↑↑の解説によると、なにやら使いようによってはさまざまな部位がトレーニングできるようですね。
ソフトエキスパンダーなどというアイテムもあるようで↓↓↓、これはこれでよさそうですね~。
【昭和健康器具3】スタイリー
昭和健康器具の白眉といっていいのが、「スタイリー」じゃないでしょうか~。
なにが白眉かというと、何といっても、スタイリーのCM!
ラ〇ザップがなんだ‼️ ドゾ ヨロシクhttps://t.co/vSZdRqjdgW
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) August 19, 2021
テレビショッピングの先駆けとも言われているスタイリー。「アメリカでウンマレタスタイリー、ワタシに電話してください。ドウゾヨロシク。」…とたどたどしい日本語で話す怪しげな外国人にお茶の間はハートを鷲掴みにされた。
この医療器具会社「スタイリー」社長さんの本名はアジャコシ・フェレンツといって、ハンガリー人だそうです。今は、ビール会社を経営されているとか。
黄色いTシャツを着てけだるい踊りをしている“ザ・ラビッツ”も、全くもって謎のグループです。(YouTube解説より)
ガハハ・・・そうですそうです、確かにハートを鷲掴みにされました~。
ザ・ラビッツの「けだるい踊り」も、「スタイリ~スタイリ~♪」を繰り返すだけの歌も、妙に記憶に残るものでして。
私が思うには、この「スタイリー」CMは、サブリミナル効果を盛り込んであるんじゃないかな~と。
そこで「アメリカで ウンまれた スタイリー」「ワタシに電話してください。どぞよろしく」とやられることで、意識に刷り込まれるんじゃないかと。
それが証拠に、たぶん今日一日頭の中で鳴ってますよ。
「スタイリ~スタイリ~♪」のフレーズが、ザ・ラビッツのけだるい踊りとともに。
あ、テキトーいってますから信じないでくださいね! ^^;
スタイリーは、今は影も形もないようでして、昭和のあの頃でも一時期CMでよく見た程度の記憶ですが・・・
当ツイッターのフォロワーさんから、「親戚の家でホコリかぶってるのを見た」という目撃談も寄せられております。
スタイリーの効果のほどですか?
どうなんでしょうかねえ~。
あの歌とザ・ラビッツのけだるい踊り見てたら、どうでもよくなりましたよ~。^^;
【昭和健康器具4】ブルワーカー
昭和健康器具のもうひとつの白眉といえば、「ブルワーカー」(Bullworker)ではないでしょうかね~。
「ブルーワーカー」でなく「ブル」。
つまり、牡牛のようにたくましくなる、っていうアイテムなんでしょうかね。
なにが白眉だったかといえば、ブルワーカーもスタイリーと同じく広告が(昭和的意味で)イカしてたんですよね~。
#ブルワーカー pic.twitter.com/1zQ7SpdcGL
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) October 4, 2021
実に昭和チックなこの広告が、雑誌などによく掲載されてました。
ブルワーカーは1962年にGert F. Kölbelが発明し、特許も取得、1963年にヨーロッパ、アジア、アメリカで発売開始されたそうで。
広告のイラストからすると、本家Bullworkerでもこの広告だったのか?と思い調べてみましたが、同じものは見つかりませんでした。
実にいい味出してると思うんですよねえ。^^
そのブルワーカー、今も健在で、日本ではこちらのメーカーさんが製造されてるようです。
使い方の詳しいサイトも見つけました~。
なるほど~。
ブルワーカーというのは、アイソメトリックス(静的運動)効果で筋肉を肥大させるというものだったんですね~。
当時としては最先端理論だったんじゃないでしょうか。
なかなかどうして、昭和健康器具ってのは、あなどれませんなあ~。
というわけで、懐かしの【昭和健康器具3選+1】をサクッとピックアップしてみました!
次回もまた、モア・ベターよ♪
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