【町の本屋さん】は、昭和の欠かせない文化スポットだった!
今はスッカリ数が減ってしまいましたけど、
町の本屋さん
っていうのは、昭和の欠かせない存在だったように思いますね~。
われわれ昭和世代に、ネットがない時代、いろんな本との出会いを与えてくれたのは、紛れもなく「町の本屋さん」でしたよね~。
なにしろ、本といえば、昔は本屋さんで買うしかなかったですからね。
文化を支える、大事なスポットだったと思いますよ~。
これはいまだに思いますけど、手に取って商品を確かめられるっていうのは、大事な要素ですよね。
これは大きかったかな~、と。
いろんな本との出会いがあったなあ、と今さらながらに思い出されますねえ、町の本屋さんでは。
高校生の頃、友人の影響で、日本文学の文庫本を読みまくってた時期があって。
芥川龍之介、太宰治、森鴎外、夏目漱石・・・
そういった文庫本との出会いも、町の本屋さんでしたね~。
デビルマン、月刊OUT、ロマンアルバム・・・
本屋さんの数は昔より減っても、売り場面積では増えた、という話も聞きました。
それだけ、いわゆる大型書店が増えたっていうことみたいですね~。
まあ、正直にいえば、長じるに従って、町の小さな本屋さんでは用が足りなくなっていきましたけどもね、たしかに。
参考書とか買うのも含めて、だんだん大型の書店を利用するようになっていきましたね。
私がよく行ってたのは、高田馬場の芳林堂さんですね。
駅前のビルのほかに、早稲田通り沿いにもう一軒芳林堂さんがあって。
池袋にも芳林堂さんがあって、そこも行ってました。
芳林堂さんは、今は高田馬場駅前だけになったんでしょうかね。
でも、小さな個人経営の町の本屋さんも、今目にすると、なにかホッとする存在ですよね。
私がよく行ってたとこは、目白のマコトヤさん(文具店)の並びにあった本屋さんと、目白駅前のコマースという商業ビルにはいってた紀文堂っていうとこですかね。(ローカルですみません。^^;)
思えば・・・
小学生時代、はじめて「少年マガジン」を買ったのも、『デビルマン』の単行本(KCコミック。私のはじめての漫画単行本でした)を取り寄せで買ったのも。
はたまた中学時代、伝説の『宇宙戦艦ヤマト』特集の『月刊OUT』を買ったのも、宇宙戦艦ヤマトの『ロマンアルバム』を注文で買ったのも。
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) February 3, 2021
そういう出会いは、全部上に挙げた小さな本屋さんでした。
手にした時の興奮とともに思い出されます~。
【町の本屋さん】は、新しい本との出会いの場だった!
立ち読み客も多かったですよね~昭和当時の町の小さな本屋さんは。
頃合いを見て、店主さんが本をハタキでパタパタしだしてね。^^
店主さんの「はい、立ち読みやめてくださ~い!」の声や、「ウォッホン!」なんていう咳払いで、みんな一斉に立ち読みやめて。^^
サ〇エさんとか、昭和の漫画とかにはよく出てくる描写ですけどね。
こういう「人間臭さ」って、イイもんですよねえ。^^
レコード屋さんにしてもそうでしたけど、新しい本との出会いっていうのを、間違いなく取り持ってくれたように思いますねえ、町の本屋さんは。
手に取ってみて、パラパラページめくってみて、「よし、これ買おう」と。
で、横に並べてある目についた本もまた手に取ってみて、「次のときは、これ買おう」とか。
「へ~、こんな本があるんだ」なんていう発見もあって。
新たなジャンルに興味を持ったりとか。
今でも時折、昔ながらの昭和スタイルの本屋さんを、結構新しい駅ビルなんかで見つけると、うれしくなっちゃうんですよねえ。
町の本屋さんも、なくなってほしくないもののひとつですねえ。
昭和の「町の本屋さん」。
みなさんはどんな思い出がおありでしょうか?
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というワケで、懐かしい昭和の「町の本屋さん」のお話でした! 次回もまた、モア・ベターよ♪
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