【六本木WAVE】は、オシャレなだけじゃなかった!
例によって突然ですけど、昭和のなつかしスポットのひとつが、六本木にあった
「WAVE(ウェーブ)」
ですね~。
上から下までCDやレコードっていうお店だったんで、結構CD買うのに重宝しました。
もともとは、学生時代に友だちが連れてってくれて。
そいつは美大行ってて、お洒落でトレンディなものをよく知っててですね。下のリンク記事の奴です。
私はWAVEなんか全然知らなかったし、六本木に行くこともなかった、バイトに明け暮れる貧乏学生でしたのでね。
「いや~、なんだかおシャレなとこだな~」と、WAVEに初めて行って、思いましたね~。
まあ~時はバブル真っ盛りでしたからねえ~なにしろこれが。
でも、今思えば、嫌味な感じのバブリーさは、あんまり感じなかったな~。
【六本木WAVE】は、音楽好きにはたまらなかった!
というのも、「六本木WAVE」は、なんだか、「文化の発信地」みたいな感じがして。
とにかくCDの品ぞろえが豊富で、ロック、ポップスからジャズ、クラシックまで、和もの洋ものを問わず、各フロアに分かれててですね。
もう、ないものはないくらいの勢いだったんじゃないですかねえ。
なにせ、オンラインがない時代ですから、店舗の品ぞろえの豊富さはありがたかったですよね~。
これでもかという微に入り細を穿った品ぞろえの豊富さ、音楽好きを納得させるであろうラインアップに、バブリーさよりもむしろ、あの時代にはまだあった、無骨な「職人魂」のようなものを感じたのかも知れないですね。
「曲知ってるけど、曲名わからないとするじゃん。WAVEの店員さんの前でメロディー口ずさむと、教えてくれるんだよ」
そんな話を、のちに職場の先輩から聞きましたね~。
当ツイッターのフォロワーさんから・・・
六本木WAVEは東京出張の時、CD購入でよく立ち寄ってました。店員さんのこだわりぶりも窺えました。もう無くなってから20年以上経つんですね。
そうそう、そうなんすよね~店員さんがなんだか職人肌っぽくて、よかったんすよ~。
シャイな私には、ちょっと曲を口ずさむのは恥ずかしくて、やりませんでしたけどね。^^;
なにしろ私、ガラス細工のように繊細なんで。(笑)
ミニシアター【シネヴィヴァン六本木】は、渋かった!
調べると、「六本木WAVE」は、1983年に開業して、1999年にアンゴルモアの大王が・・・じゃなくて地域の再開発に伴ってなくなっちゃったんでしたね~。
一時は私の地元だった池袋にも「池袋WAVE」ができて、「池袋にもできたか~」と思ってたんですけども、なんか、すぐになくなっちゃった記憶がありますね。
池袋の東口だったですが、どこにあったかさえ覚えてないです~。東口は、かつてタワーレコードもあったんすよね~。
「文化の発信地」って書いたのは、CDやレコードとともに、「六本木WAVE」には「シネヴィヴァン六本木」っていうミニシアターがあったんですよね、地下に。
んで~結構渋いヨーロッパ映画なんかやってて。
いかにもミニシアターっぽい、採算がとれなそうなラインアップでしたけど、一時期、結構ひとりで観に行ったんですよね~。
スペイン映画の『ミツバチのささやき』とか『エル・スール(「南」の意)』(ともにビクトル・エリセ監督)とか観ましたね~。
映像がきれいだったな~、どれも。
【六本木WAVE】は、「バブルと共に去った波」だった?
そうそう、友だちに初めて「六本木WAVE」連れてってもらったときは、併設のカフェでコーヒー飲んだっけな~。
改めて調べたら、カフェの名前は「レインツリー」でしたね。
「WAVE」でCDやレコードを思う存分物色できて、商業映画じゃない渋いラインアップの「シネヴィヴァン」でユッタリと映画観られて、帰りにはカフェ「レインツリー」でコーヒー飲めて・・・なんて、今考えると、贅沢至極なスポットだったわけですねえ。
イイですよねえ、ミニシアターって。^^
まあ~いずれにしても、「バブルとともに去った波」が「WAVE」だったってことになるんでしょうかね~。
こちら↓↓↓の「WAVE」は健在なんで、よかったです。
というワケで、「六本木WAVE」と「シネヴィヴァン六本木」のお話でした! 次回もまた、モア・ベターよ♪
【追記】2019年に、「新生WAVE」が渋谷パルコ1Fにオープンしたそうっす! もうお爺ちゃんなんで「波」に乗れないと思いますので、俺のことは構わず、あとを頼みます~。^^;
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