【金曜パック】は、リスナーと向き合っていた!
「お題拝借」っていうリスナーからのお便りの紹介と、お二人のコメントで進行してましたけど、リスナーも一緒になって番組つくってるような感じでしたよね。
広川太一郎さんの『男たちの夜・・・かな!?』もそうでした。
金曜パックは、とにかく抱腹絶倒だったのを覚えています。
このへんは、やっぱり役者である野沢さん、白石さんの力量なんでしょうけどもねえ。
野沢さんも、広川さんと同じように、適当にお茶濁す感じの人じゃなかったですよね。
リスナーと「向き合う」というか。

熱いとこがありましたよね。それって、この時代の深夜ラジオ番組の特徴なのかな、と。
ただ楽しいだけの番組じゃないとこもあって、それが番組に厚みを持たせてたんじゃないかな~とも思いますけどね。
番組のエンディング近くになると、リスナーからの結構シリアスなお便りが読まれるのが通例でしたよね。
『シバの女王』をBGMに。
結構考えさせられた記憶がありますねえ。

何を考えたかは、スッカリ忘れましたけども。^^;
【金曜パック】絶大な支持の中で終了
番組が、これまた絶大な支持にも関わらず、編成の関係で終了になったんですよね。
代わりに『DJANGO(ジャンゴ)』っていう音楽番組が始まったけど、不発でしたね。
『DJANGO』って、当時の洋楽ブームにあやかって始まった感じでした(小林克也さんもDJでした)けど、とても『パック』には人気が及ばなかったわけでしょう。
「だったら、パックやめなきゃよかったのにぃ~」と思いましたよ。
あれは正直、編成ミスじゃないでしょうかねえ。

なにか、内容よりもフィーリング優先に世の中がなっていった気も個人的にはします。
結局1982年に幕を閉じた『パック』ですけども、『ナチチャコパック』は開始以来15年続いてたんですねえ。
私が聴いてたのは、最後の3~4年くらいだったのかな、とすれば。
『金パ』の終了に対しては、リスナーの反対運動まで起きたんですよね。

番組とリスナーの一体感のたまものでしょうねえ、それは。
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