【水森亜土さん】のイラスト・パフォーマンス!
例によって当ツイッターのフォロワーさんにいただいたリプからなんですが。
その方がシェアしてくださった写真に懐かしい~と思ったのが、
水森亜土さん
のイラストです~。
いや~懐かしいですよねえ、亜土ちゃん。
亜土ちゃん(亜土たん)といえば、昭和の当時、なにやらポップなハジけた格好で、歌を歌いながらアクリル板にとってもキュートな絵を描くイラスト・パフォーマンスを披露してましたよね~。
しかも、両手で絵を描くという離れ業で。
NHKテレビの『たのしいきょうしつ』という番組でこのイラスト・パフォーマンスを披露し、ブレイクした亜土ちゃんだったようです。
『たのしいきょうしつ』は1965年から始まり、亜土ちゃんは通算10年間出演したとのことです~。
イラストの、型にはまらない自由奔放な絵柄や色使いと、底抜けに明るく屈託なさげな人物に、子ども心にも「なんだか面白い人だなあ」と思いました~。
【水森亜土】さんのパフォーマンスは秀逸だった!
そんな亜土ちゃんのイラスト・パフォーマンスですが、これはすごかったと思いますね~。
だって、
- 歌を歌いながら
- 両手で
- 直立したアクリル板に
絵を描くんですよ!
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) January 2, 2021
私も赤塚不二夫さんの『まんが入門』で、最初に憧れた職業が漫画家でしたからね~。
これがいかに困難なことか、よ~くわかるってもんでさァ、ダンナ。
アクリル板に描くってのは、反対側から視聴者に絵が完成していくプロセスを見せるわけで。
ということは、頭の中のイメージも左右反転させてた、っていうことですよね?
しかも、絵描く人ならわかると思いますが、うまく描けたと思った絵でも、紙の裏側から透かして見ると(左右が反転する)、めっちゃデッサン狂ってたりするもんなんですよね。
ブルース・リーだったら、「あちゃぁぁぁぁぁぁぁ~~~!!!」っていう怪鳥音が出るくらい。^^;
なので、時折紙を裏から透かして見ながら、デッサンの崩れを補正しつつ描いたりしたもんです。
しかも、直立したものに絵を描くってのがまた、かなりたいへんなんですよね~。
なおかつ、アクリルに絵を描くということは、油性マジック・・・。
そうしたモロモロを考えると、いかにも楽しそうだった亜土ちゃんのイラスト・パフォーマンスのすごさがよくわかるわけです~。
それでサラサラとイラストが描きあがるんですから・・・すごいと思いまっす。
【水森亜土さん】は、どういう人だったのか?
亜土ちゃんといえば、イラストのみならず、昭和アニメ『ひみつのアッコちゃん』のエンディング『すきすきソング』や、『Dr.スランプ アラレちゃん』のオープニング・エンディングでアニメ歌手としても認知されてますよね~。
まさに八面六臂の活躍を見せた亜土ちゃんですが、どういう人物なのかってのが意外と知られてない気がします~。
Wikipediaによると、日本橋のご出身で、お父様は建築家、お母様は日本画家でいらしたそうで。
これだけでも、「なるほど~」と頷ける気がしますねえ。
他のネット情報によれば、三代続いたチャキチャキの江戸っ子だそうです~。寿司食いねえ。
高校卒業後、ハワイのハイスクールに「遊学」し、英語とジャズに触れたとあります。
その後は「劇団未来劇場」で女優として初舞台を踏まれたそうです。
その後のご活躍は知られている通りのようですが、実に進歩的というか、亜土ちゃんご本人のあのキャラクターがどのように形成されたのか、改めて興味のあるところです~。
亜土ちゃんには『右向け~っ、左! ! : 人と同じでなくっていいじゃない。自分らしく行こう!』というご著書があるようですが(↓↓↓)、まさに亜土ちゃんのイメージですよねえ。
ぜひ読んでみたいと思います!
亜土ちゃんにはオフィシャルサイトもありますので、ぜひご覧になってみてください。
というワケで、昭和にイラスト・パフォーマンスで一世を風靡した【水森亜土さん】のお話でした! 次回も、モア・ベターよ♪
タメゴローに励ましのコメントを送ろう!