
※画像はイメージです
昭和の【名曲喫茶】は最高の憩いの場だった!
懐かしい銭湯の思い出に浸ったついでに、いつもながら何の脈絡もないですが、昭和の
「名曲喫茶」
のお話をしましょうか。
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— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) February 20, 2021

上の画像は、今も残る渋谷の名曲喫茶「ライオン」(昭和元年創業)の店内だそうです(記事の最後参照)。

こうした名曲喫茶っていうのが、都内に結構あったんですよね~、1980年代くらいまででしょうかね。
名曲喫茶っていうのは、名曲レコードがかかってる喫茶店ですね、ごく簡単にいえば。
「名曲喫茶」っていう場合はクラシックがもっぱらで、ジャズはまた別に「ジャズ喫茶」だったんだと思うんですが・・・。

も~、昭和の名曲喫茶がですねえ~最高の憩いの場でしたねえ。
昭和の【名曲喫茶】で楽しむ一杯のコーヒーと名曲
昭和の名曲喫茶は、レコードで聴くクラシックに耳を傾けながら一杯のコーヒーでくつろげる異空間が、もう、
超絶的至福
でしたね~。

喫茶店自体も、なんというか、雰囲気があってですねえ。下の画像は、今も残る新宿の名曲喫茶「らんぶる」の店内だそうです(記事の最後参照)。
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— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) February 20, 2021

いかにもシブい感じなんですよね~、見た目も雰囲気も佇まいも。
この辺は、今一般的になったチェーンのカフェとは全く違いますよね。
まあ、昭和の喫茶店全般にいえることだと思いますけども、どの喫茶店も確たる心地よさを提供してましたよね~、昭和の喫茶店は。

お店の規模にかかわらず、でしたよね。
私が行った昭和の【名曲喫茶】
渋谷【らんぶる】
私がよく行ったのは、もう大学生だったけど、渋谷にも
「らんぶる」
っていう名曲喫茶があって。
そこに一時期よく行ってましたね~。
友だちとだったり、一人だったりですね。

当時の彼女とも行った覚えがあります。
で、クラシック聴きながら、コーヒー飲んで、本読んでって感じで。
大学の勉強もしましたね~。
あれは至福の時間だったなあ。
渋谷のらんぶるは、今の渋谷109-2(今はメンズ館っていうんですかね)だったと思いますね、場所的には。
戦後すぐに建ったかのような、ボロボロでツタが絡まった何階建てかの古い建物でした。
フロアとフロアの間にも、中2階みたいな小フロアがあったと思うんですよね。
だから、席数が結構あったんじゃないかな~と思います。

薄暗い店内が、クラシックとコーヒーに、これまたマッチしてましたねえ。
【2021年7月追記】青山通氏のツイートより↓↓↓
よく見つけましたねえ。すごい!
ウルトラQ第17話「1/8計画」冒頭ナレーションの画像の左上に渋谷の名曲喫茶「らんぶる」が映り込んでいるのを発見!駅前すぐの奥まった立地と内装が好きで高校、大学時代によく行っていました。 pic.twitter.com/t8NxiFRTlS
— 青山通・著『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』(新潮文庫)+ 欅坂46・てち・坂道推し (@navyblueaoao46) July 20, 2021
高田馬場にもあった【らんぶる】
「らんぶる」っていう名前の名曲喫茶は結構あったんじゃないですかねえ、昭和の当時は。
英語のramble(逍遥)でしょうかね(rumbleは「(おなかとか雷が)鳴る」ですから違うでしょう)。
【2021年1月追記】今回新宿「らんぶる」さんの画像(記事の最後参照)で、仏語「l’ambre」だとわかりました! 英語でいうと「the amber」で、「琥珀」なんですね!

で、高田馬場にもこれまた一件「らんぶる」があって。
早稲田通りの、映画館・早稲田松竹さんを過ぎて明治通りと交差する(高田馬場駅から見て)手前でした。
高田馬場「らんぶる」は当時からボロボロの外観で、やってるのかどうかも定かじゃない様子でしたが、今はなくなっちゃいましたね~。
下の画像が高田馬場の「らんぶる」です。
建物自体は、もとはイイ感じの建物だったんじゃないかと思います。
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— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) February 20, 2021
漫画家のつげ義春さんは一時「高田馬場のらんぶる」に通ったそうですが、ここだったんじゃないでしょうかね。
ここはたしか30代か40代に、「怖いもの見たさ」みたいな感じで、一人で入ってみましたが・・・。
カウンターにレコードが山積みになってて、ちょっとゴミ屋敷のような感じでしたねえ。
すえたような臭いが店内に立ち込めてて、コーヒーも美味しくなかったし、曲もかかってなかったと思います・・・。
かつては早稲田の若い男女学生のたまり場だったんでしょうけど、かなり残念なことになってましたね~。

入る客もいないようで、やがてなくなってしまいましたが。
高田馬場【あらえびす】
あと、学生の街・高田馬場には
「あらえびす」
っていう名曲喫茶もありました。
ここもよかったんですけど、残念ながら閉店しましたね。

場所は確か、映画館・早稲田松竹のあたりじゃなかったかなあ。
ここは新しいビルの2Fフロアでしたね。
ある日行ってみると、お店が閉まっていて、張り紙がしてあって。
「閉店します。疲れました・・・」のような内容で、めっちゃ残念でしたね~。

たぶん1990年代じゃなかったかと思うんですが、やはり「昭和」が終わってしまった時代だったんですかね~。
今も残る昭和の【名曲喫茶】渋谷「ライオン」・新宿「らんぶる」
昭和の名曲喫茶のコンセプトってうのは、結局、かつてはレコードとかオーディオとかが高嶺の花だった時代があったわけですよね。
そんな中で、みんなにレコード聴かせてあげようと。
美味しい本格コーヒー飲みながら、音楽聴きながら寛いでもらおうってことでしょうね。

素晴らしい、愛あるコンセプトじゃないでしょうかね~。
嬉しいことに、渋谷の「ライオン」さんや新宿の「らんぶる」さんといった昭和の名曲喫茶が今も健在とのことです。
下の画像は、渋谷「ライオン」(昭和元年創業)と新宿「らんぶる」の外観だそうで、昭和好きにはたまりませんね~これは。
あのくつろぎ空間が今も味わえるのは、実に嬉しい限りですね~♪
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— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) February 20, 2021
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というワケで、懐かしの昭和「名曲喫茶」のお話でした! 次回もまた、モア・ベターよ♪


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