横浜・崎陽軒の【シウマイ弁当】は、昭和のタイムマシン!?
昭和からおなじみのお弁当といえば、まずその筆頭といってもいいのが
横浜名物・崎陽軒のシウマイ弁当
じゃないでしょうかね~。
とはいえ、北海道にお住いという当ツイッターのフォロワーさんから・・・
とのことで、ナルホド~と思った次第です。
関東では、「お~いしい シウマイ き~よぉ け~ん~♪」は、おなじみの昭和CMでしたよね~。
#崎陽軒 #シウマイ弁当https://t.co/o0YayUkf2l
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) October 3, 2021
この崎陽軒のシウマイ弁当、私も時折食べたくなるお弁当なんですよね~。
で、食べると、「ああ、やっぱ旨いなあ」と思えるのが崎陽軒シウマイ弁当ではないかと思っとります~。
なにか、古き良き昭和をパックした「タイムマシン」のようなお弁当、といっても過言ではない気がいたします(城達也風)。
今は、シウマイ弁当も注文でデリバリーがあるとのことで、便利になりましたなあ~(直下の崎陽軒さんサイト参照)。
ホタテの風味が、ビールのお供にもイイですよね~♪
【崎陽軒・シウマイ弁当】横浜駅の売店からスタートした崎陽軒!
昭和世代の誰しもが気になるであろう(決めつけ)、崎陽軒のシウマイ弁当。
Wikipediaによると、1908年(明治41年) 、横浜駅(現・桜木町駅)4代目駅長の久保久行さんが、退職後の職業として、横浜駅(現・桜木町駅)の駅構内で売店を開始したのが崎陽軒のはじまりだそうです。
シウマイ弁当が販売開始されたのが、1954年(昭和29年)だそうで。
「もはや戦後ではない」(1956年の経済白書)時代とともに、華々しくやってきた、横浜名物・崎陽軒のシウマイ弁当だったということでしょうかね~。
アメリカからやってきた「シーモンキー」を彷彿とさせますよね~。←こじつけ
1950年代には、現在の横浜駅でのシウマイ弁当販促のため、「シウマイ娘」なるキャンペーンガールも登場し、当時の映画や小説にも描かれたようです~。
#シウマイ娘 #崎陽軒 #シウマイ弁当
引用元:https://t.co/ctLWUv5iZ7 pic.twitter.com/pLISxi6LCD— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) October 3, 2021
「山ガール」以前に「シウマイガール」が存在していたとは。
まさにあっと驚くタメゴローです~。
また、1955年には「ひょうちゃん」醤油入れが登場。
初期のものは横山隆一さんがイラストを手掛けたそうですが、その後も長く親しまれてますよね~。
このお醤油入れ(商品リンク参照↓↓↓)も、昭和チックさが実にいいんですよねえ。
「ひょうちゃん」のコレクターがおられるというのも頷けます~。
なぜシューマイ・シュウマイでなく【シウマイ弁当】なのか?
ところで、誰しも気になるのが、なぜに「シューマイ」や「シュウマイ」でなく「シウマイ」弁当なのか、じゃないでしょうかねえ。
これについては諸説あるようでして。
崎陽軒によれば、シウマイ発売前、横浜には名物がなかったという。そこで、久保久行の婿養子である初代社長の野並茂吉が「何か横浜の名物を」と南京街(現在の横浜中華街)で突き出しとして出されていたシュウマイを販売しようと発案。点心の専門家「呉遇孫(ご ぐうそん)」を招聘し、「冷めても美味しいシウマイを」と試行錯誤し、一晩水につけて戻した干し帆立貝柱と豚肉を使用することを考案した。 栃木県加園村(現・鹿沼市)出身の茂吉はシュウマイと上手く発音できず「シーマイ」と訛って発音していたのを、当時の中国人スタッフが広東での発音「シャオマイ」に近いとお墨付きを与えたことから、シウマイと表記するようになったといわれるほか、「うまい」という言葉の含意説などが知られている。(Wikipedia「崎陽軒」)
このように語られていますが、「焼売」を英語で表記する場合、どうやら広東語では「siu mai」の表記も使われるようなんですよね(北京語では「shao mai」らしい)。
これってまさに「シウマイ」じゃないでしょうかね~。
まあ、名前の表記はなんでも、美味いものは美味い、ということで。
さらには、Wikipediaによると・・・
かつては真空パックタイプのシウマイを全国の百貨店やスーパー向けに供給していたが、店頭で商品がぞんざいに扱われる例が多く「ブランド価値を毀損している」と判断したことから、2010年までに販路を直営店と通販に絞っている。(Wikipedia「崎陽軒」)
その意気やよし、じゃないでしょうか~。
昭和テイストな横浜名物・崎陽軒のシウマイ弁当も、いつまでも存続してほしい逸品ですよね。
というわけで、昭和から親しまれている【崎陽軒のシウマイ弁当】のお話でした!
次回もまた、モア・ベターよ♪
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