
※画像はイメージです
吉田戦車さんの『伝染るんです。』に登場する【かわうそ君】!
電車に乗ってて、
お、これなつかしいな!
って思ったのがありましてデスネ。
引用元:https://t.co/HN09T8vtYk pic.twitter.com/RYjT9Sytpl
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) October 4, 2021
この面妖なキャラは、吉田戦車さんの、
かわうそ君
です。
このかわうそ君は、吉田戦車さんの漫画
『伝染(うつ)るんです。』
に登場するキャラクターなんですよね。
Wikipediaによる、『伝染るんです。』の解説です。
起承転結が絶対条件であった、それまでの4コマ漫画の常識を覆し、不条理ギャグ漫画というジャンルを確立させたパイオニア、記念碑的な作品として評価されている。連載開始後は多くの亜流を生み、漫画界のみならずお笑い界や芸能界、CM業界などにおいても同様のテイストを持った表現を広めることとなった。このことから「ギャグ」に対するパラダイムを変化させたと考えられている。-Wikipedia-
カワウソとは呼ばれてますが、
人間なのか動物なのか、正体不明
でした。
その後は知りませんが、たぶん今だに正体不明じゃないでしょうか?
(違ってたら、「こりゃまた失礼いたしました!」)
人を小馬鹿にしたような人面と生足っぽい足が、
どことなく人をイラつかせるキャラ
です(褒めてます!笑)。
直立歩行し、言葉(日本語)を話すカワウソ(外見はカワウソの着ぐるみを着た太った人間にしか見えないが、製作技術の低い古いカワウソの剥製には、このキャラクターと酷似する風貌のものもある)。-Wikipedia- ※太文字:タメゴロー

マジですかw
【伝染るんです。】かっぱ君、カブトムシの斎藤さん
『伝染るんです。』は、かわうそ君の他にも
かっぱ君
とか、
なぜかカブトムシの姿をした
カブトムシの斎藤さん
など、常軌を逸したキャラクターが登場します。
斎藤さんも人面で、なにかあると、
泣きながら、ブ~ンって
飛んでっちゃうんですよね。
「カブトムシの苦学生」らしいんですが。^^;

え~サイズは昆虫サイズですかね、一応。
【伝染るんです。】は、どういう漫画なのか?(笑)
『伝染るんです。』は、どういう漫画なのか?
といわれると説明に困りますねえ。
不条理
としかいいようがないんで。^^;
このへんは、渋谷陽一さんにでも、カタカナの横文字言葉でご解説いただきたいところですが・・・。
「これこそが、時代のもつアンニュイなのである」かなんか(違うかな・・・^^;)。
当時の不条理漫画は、私はかなり楽しめたんですが、吉田さん以外にも、いろんな不条理漫画がありましたね。
【不条理漫画】の旗手たち:相原コージ、中崎タツヤ、中川いさみ
私が好きだったのは、相原コージさんの『コージ苑』
中崎タツヤさんの『じみへん』
中川いさみさんの『クマのプー太郎』
といった、
タイトルからしてフザケきってる(笑)
一連の諸作品でしょうかねえ。
どの作品も、毎回大笑いさせていただいてましたねえ、私は。
何が可笑しかったのかって訊かれると、説明に困りますね。
不条理
としかいいようがないので。^^;
そういえば、これらみんなビッグコミックスピリッツでしたね、連載は。
当時の編集方針だったんでしょうか。
今の若い人たちが読んで笑える漫画なのかはわかりませんけど、私はまた読んでみたいと思いますし・・・

昭和好きの若い方々にもオススメしたいと
思ったりしたりなんかして!(広川太一郎風)
【伝染るんです。】の由来
ちなみに、『伝染るんです。』っていうタイトルは、当時のインスタントカメラ
写ルンです
をもじったものですね。
名前の由来は、富士フイルムの「写ルンです」。竹熊健太郎と、漫画の担当編集者・江上英樹の会話から生まれたネーミング。第一巻のあとがきによると、吉田自身は「スキップ魂」というタイトルで決めていたとのこと。-Wikipedia-

「スキップ魂」!(爆)
スマホもデジカメもなかった時代ですから、手軽に撮影できるカメラとして、この「レンズ付きフィルム」はバカ売れ(昭和語かな)したんですよねえ。

「写ルンです」というカタカナまじりの送り仮名も、
昭和末期の風情が漂ってますねえ~。
『伝染るんです。』は1989年2月から週刊ビッグコミックスピリッツで連載開始されたとのこと。
となると、平成が1989年1月8日からなので、まさに新時代の幕開け的漫画だったわけですねえ。
不条理で明けた新時代が平成だったのかもしれません!

ということで、
吉田戦車さんの不条理漫画『伝染るんです。』
でした!
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