【謎の円盤UFO 】シャドー・メカがリアルな昭和海外特撮SF番組!【1】

※画像はイメージです

【謎の円盤UFO】は『サンダーバード』のアンダーソン作品!

アナログ・レコードの話が続きましたが、レコード=円盤ってことで、この話をしましょう。

『謎の円盤UFO』です。

まあ、例によって、えらい強引なんですけどね。(笑)

 

『謎の円盤UFO』は、1970年から71年にかけて日本で放送されたイギリスのSF特撮テレビ番組なんですよね。

制作は、あの『サンダーバード』のジェリーアンダーソン・プロダクションで。

(下の画像は、『謎の円盤UFO』の「ムーンベース」です)

 

 

タメゴロー
タメゴロー

『サンダーバード』に胸を躍らせた世代ですものねえ、われわれ昭和世代は。

 

特にサンダーバード2号ですかね~、『サンダーバード』の白眉は。^^

 

で、そんなわれわれが小学生になった時分にはじまったのが『謎の円盤UFO』でした。

原題は『UFO(ユーフォー)』なんですけど、日本語版は『謎の円盤UFO(なぞのえんばん ユー・エフ・オー)』と、ちょっと長ったらしくなってます。

 

当時は「UFO」とか「ユーフォー」ってのは、一般的な言葉じゃなくて、「空飛ぶ円盤」っていってましたからね~。

ですので、『謎の円盤UFO』は「なぞのえんばん ゆー・えふ・おー」であって、決して「なぞのえんばん ゆーふぉー」ではないわけです。

 

タメゴロー
タメゴロー

「ゆーふぉー」だとピンクレディーになっちゃいます。ゆぅ・ふぉ♪

 

【謎の円盤UFO】は、「大人の特撮」だった!

『謎の円盤UFO』がはじまったのは、私が小学校低学年のときですね。

何気なくテレビのチャンネル回したら、やってたんですよね。

 

タメゴロー
タメゴロー

で、リアルな特撮シーンに、いっぺんに釘付けになりましたよ~。

 

『謎の円盤UFO』のストーリーはっていうと、宇宙から未確認飛行物体(UFOですね)が地球に飛来してて、宇宙人による誘拐事件が起きるわけです。

 

頻々と起こる誘拐事件にたいして、人類は地球防衛秘密組織「SHADO(シャドー)」を結成して、これを迎え撃つわけなんですよね。

SHADO(Supreme Headquarters of Alien Defense Operation)の存在は最高機密になっていて、シャドー=影(shadow)にちなんでるんでしょうけども、すごくリアリティがありましたね、そのへん。

 

タメゴロー
タメゴロー

全26話の見所は、やはりサンダーバード仕込みのSFX(スペシャル・エフェクツ=特殊効果)、日本流にいえば、特撮シーンですね。

 

SHADOの対UFO「第一次防衛網」は、コンピューター衛星シド(SID=Space Intruder Detector)がまずUFO接近を知らせ、「ムーンベース」から核ミサイルを搭載したインターセプター3機が飛び立ち・・・

(ちなみにSIDの声は、『巨人の星』星一徹の加藤精三さんでした)

 

 

ムーンベースによる「第一次防衛網」を突破して地球に侵入したUFOを迎え撃つのが、SHADOの「世界で最も進んだ潜水艦」スカイダイバーです。

先端に装備されてるジェット戦闘機スカイ1が、海上を猛スピードで進み、敵を撃破します。

 

 

それでも仕留めきれなかった場合は、SHADOの地上部隊であるシャドーモービルが現場に急行します。

 

サンダーバードって、まあ人形劇(「スーパー・マリオネーション」と呼ばれる)っていうのもあるんですが、メカのデザインとかが、どっちかっていえば、子どもに親しみやすい感じでしたよね、色も派手で。

未来的ではありましたけども。

 

UFOでは、もうハードなライブ・アクション(実写)番組そのままに、メカもぐっと現実寄りになってて。

デザインがフューチャリスティック、かつリアルでスタイリッシュなんですよね。

小さな子どもには、逆にアピール度が少なかったでしょうが、『サンダーバード』で育って小学生になったころの私には、SHADOメカのリアルさが、ちょうどよかったように思います。

 

タメゴロー
タメゴロー

「大人の特撮SF番組」っていう感じでしたね。

 

矢島正明ナレーションの【謎の円盤UFO】オープニング!

毎回、矢島正明さんのナレーションによるオープニングに、心ときめかせて観てましたねえ。

毎回のオープニングが、SHADOの各メカの紹介になるんですよね。

 

 

で、『謎の円盤UFO』本国版のオープニングには、ナレーションは入っていないんですよね。

オリジナルはオリジナルで、カッコいいんですけど、矢島正明さんのナレーションが、実にいいんですよ~。

 

下のものが、本国バージョンのオープニングです。

 

 

日本語版である意味勝手に(無許可ってことじゃないにしろ)付け足したことになるんでしょうけど、番組の概要を、実によく伝えてると思いますねえ。

 

音楽は、これまた『サンダーバード』でおなじみのバリー・グレイでしたが・・・

『サンダーバード』のようなオーケストラ調の音楽のみならず、『謎の円盤UFO』では、ジャズ調の音楽も取り入れられて。

 

タメゴロー
タメゴロー

それがまた大人っぽい印象でした♪

 

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