【科学と学習】は、教材付録が目玉の昭和学習雑誌だった!
懐かしの昭和といえば、誰しも思い出すのが、
学研の『科学』と『学習』
じゃないでしょうかね~(キッパリ)。
これはかつて発行されてた小学生向きの学習雑誌で、『科学』と『学習』に分かれてたんですよね。
雑誌の名称としては『〇年の科学』『〇年の学習』のように、学年別になってたようですが、みなさん覚えてますか?
私は学習自体苦手だったんで、もっぱら『科学』の方を買ってた記憶があります。^^;
当ツイッターのフォロワーさんたちも、やはり『科学』派だったようですけども。
『科学』も『学習』も、工作とか実験キットのような付録がついてて、楽しかったんですよね~。
【科学と学習】は学校販売されていた!「学研のおばちゃん」説も!
『科学』と『学習』は、毎号、学校で販売してたんでしたっけねえ。
なにか下校前に、先生が『科学』と『学習』の入ってる箱を教室に持って来て、そこで手渡ししてたような記憶がありますが、集金もその場でしてたのかなあ???
当ツイッターのフォロワーさんいわく・・・
『科学』と『学習』は、学研のおばちゃんが家に配達に来てくれてました。
という情報もあります~。
学研のおばちゃん
っていたんですね!
学研のおばちゃん、日生のおばちゃん、ヤクルトおばさん、緑のおばさん・・・
考えてみると、昭和はおばさんだらけだったということでしょうかね~。^^;
でも、「〇〇レディー」とかより、昭和世代には「おばちゃん・おばさん」のほうが親しみがある気がします~。
で、いつ頃からか、『科学』と『学習』をパッタリ見なくなったように記憶してたんですが、調べてみると、1970年代の初頭に「学校を商売の場にするな」という批判を受けて、学校では売らなくなった、とあります。
だからパッタリ見なくなった記憶があったんですね。
そういわれてみると、あるときから、『科学』と『学習』を学校の外で販売してた記憶もあります~。
売ってたのは、スーツ着たお兄さんだったような・・・。
そのそばで、怪しげなオッサンが
「カラーひよこ」
売ってた記憶があるのも、昭和ならではでしょうかねえ。^^;
さらに、驚いたのは、『科学』と『学習』は、なんと2010年まで発行・販売されてたんですねえ。
これは全然知りませんでした。
パッタリ見なくなった時点でなくなったように勘違いしてました~。
自分の興味も、「少年マガジン」とかに移っていったんでしょうね。
【科学と学習】は、連載漫画も充実していた!
『科学』『学習』の連載漫画も、結構充実してたみたいですね。
『科学』では石森(石ノ森)章太郎さんの連載があったようですが、実際は当時弟子だった永井豪さんが手がけたものだったとか。
私の頃は、永井さんはもう独立されてダイナミック・プロやってらしたんで、もっと前の話でしょうけどね。
いずれにせよ、学習雑誌にしては、漫画家さんの顔ぶれが豪華だったみたいですね~。
当ツイッターのフォロワーさんからも、「連載漫画も面白かったです」というお声をうかがってます~。
今は、学研【大人の科学マガジン】がある!
この記事の商品リンクのように、『もう一度見たい!「科学」と「学習」』なる本があるくらいですから、やはり昭和世代のわれわれには忘れがたい雑誌ということでしょうね~。
で、な~んとなんと(広川太一郎風)、学研からは、今は『大人の科学マガジン』なるシリーズが発売されていて、われわれ昭和世代の琴線に触れるような工作キットが楽しめるじゃあ~りませんか♪
大人になってからもなお楽しめる、「一粒で二度おいしい」グリコみたいな時代が昭和かもしれないですね!^^
『科学』と『学習』について、「こんな思い出あるよ!」という方は、ぜひコメント欄でシェアしてくださいませ♪
というワケで、懐かしの昭和学習雑誌・学研の『科学』と『学習』のお話でした! 次回もまた、モア・ベターよ♪
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私が購読していた昭和60年代〜平成初頭では、すでにクラスで買ってる子は少数派でしたが、私は大好きで両方購読し、さらには3つ下の妹のやつも貪り読んでいました。
付録で好きだったのは、学習は年末号に付いてくる年賀状作成キット、科学は虫の声を収録した、ドラマ形式のカセットテープが好きでした。
連載作品で好きだったのは、読者コーナー。
学年ごとにそれぞれ違って、一番好きだったのは4年の学習の「ピコピコシリーズ」。
その他にも、あたしンち以前の、まだ無名だったけらえいこ先生が担当してたり、ゲーム形式になっていた物があったりと個性的でした。
今は当時の作家さんらとTwitterでやりとりをして裏話を聞いたりと、今でも科学と学習は、私の知的好奇心を満たしてくれる存在です。
今は御時世上叶いませんが、上野の子ども図書館にはアーカイブがあるらしいので、違う時代の違う学年の物も読んでみたいですね。
おーすばらしい! いろいろ思い出がおありなんですね!
いまだに楽しめるというのは、それだけ質の高い雑誌だったということでしょうね。
当時の入手経路はどんなものでしたでしょうか?
記事では、学校で販売されなくなったとあり、学研のおばちゃんが家にやって来るCMも見ましたが、うちの学校では、昼休みに小体育館へ業者さんがやってきて、購読してる子が集金袋へ料金を入れて持ってゆき、本と引き換えるといった形式でした。
科学と学習について語ると、お前が記事を書けよと突っ込まれてしまうぐらいに話題が尽きないですが、1つだけ挙げると、科学と学習って、勉強させたい親と、漫画読んだりゲームで遊びたいと思う子どもの思惑をうまく擦り合わせた、オブラートのような存在だと思うのです。
雑誌自体は廃刊になっても、その遺伝子は蘊蓄系漫画や学習系YouTuberに受け継がれ、今も子供らに学びの機会を与え続けているのでしょう。
なるほど、そういう経路もあったんですね!
科学と学習は、親のニーズと子どものニーズをうまく満たしたってわけなんですねえ。
情報、ありがとうございました。^^