天才バカボンのパパ?ギャグ漫画の巨匠【赤塚不二夫】の本を読んだのだ!!【2】

※画像はイメージです

【赤塚不二夫さん】は、最初は少女漫画家だった!

ギャグ漫画の巨匠として知られる赤塚不二夫さんですが、もともとは、意外にも少女漫画描いてたんですよね~。

当時、それしか仕事が来なかったそうで。

 

タメゴロー
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本人はギャグが描きたいのに。

あの漫画家の梁山泊・トキワ荘に入居して、石ノ森(当時は石森)章太郎さんのアシスタントのようなことをしていた時分、たまたま連載に穴が開いた秋田書店の名物編集者・壁村耐三さん「誰か描く奴いないか?」のような声に、石ノ森さんが「赤塚が暇だよ」みたく応じて。

 

翌日までに原稿あがればなに描いてもいい、みたいな話で、じゃあ、ってんで、赤塚さんは『ナマちゃん』というギャグ漫画を描いた。

それがギャグ漫画家・赤塚不二夫の誕生だったそうです。

タメゴロー
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のちに『ひみつのアッコちゃん』が好評を博す赤塚さんに、少女漫画家時代の片鱗があったわけですねえ。

【赤塚不二夫さん】は、プロデューサー的発想の持ち主だった!

赤塚さんは、フジオ・プロでは完全な分業制をとっていたことが知られてますね。

しかも、当時では珍しく、能力給が採用されてたらしいです。

 

アイデアは主要スタッフによる「アイデア会議」で決められ、サンデーの編集者の武居さんが、マガジンの『天才バカボン』のアイデア会議に参加したり。

雑誌の垣根なんか関係ない、おもしろい作品ができればいい、っていうとこが、なんとも昭和的で素敵だなあ、って思いますねえ。

 

自分の絵が古くなったら、絵が上手い人間に描かせればいい、アイデアが出ないなら、みんなで考えればいい。

赤塚さんは、そういう柔軟思考の持ち主だったようですね。

タメゴロー
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いろんな人が、「赤塚不二夫」に惚れたからこそ、でしょうけどね~。

 

要は、漫画家の枠に収まらないプロデューサー的発想の持ち主だったようで。

下の『下落合焼きとりムービー』も、赤塚さんのそうしたプロデューサー的発想のゆえなんでしょうが、興行的には見事に大コケしたようですねえ。^^;

おそらく、当たるか当たらないかなんてどうでもよくて、自分たちがおもしろければよかったんでしょうけど。

 

めったに映画を貶すことのない小森和子に「フィルムのムダね」などと酷評された(Wikipedia)

という、赤塚さんが企画・脚本を手掛けたいわくつきの映画です。

あの温和そうな小森のおばちゃまにダメだし食らったわけですね~。^^;

 

 

タメゴロー
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タモリさん所ジョージさんをはじめ、豪華出演者で知られてますね! 私は未見ですが。観るかどうかもわかりませんけど。^^;

 

【赤塚不二夫さん】の「とらわれのない生き方」!

前回挙げた3冊の本は、「当時何があったか」っていう裏話の部分もおもしろいんだけど、赤塚さんの考え方が、なんだかいいな、と。

まあ~一言だけ言えば、
「とらわれのない生き方」
っていうことになるのかなあ。

 

タメゴロー
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こう書くと、なんか陳腐な響きになっちゃうかも知れませんけれど。

 

我々って、もっといろんなものから自由になっていいんじゃないかなあ、ってね。

そう思わせられるんですよね~。

 

なんか、現代人って、大事にするものをどっかで間違えちゃってるっぽいような気がしてくるんですよね。

で、本来しょわなくていいものをドンドンしょっちゃって、苦しい思いするし、身動きできなくなってるっていうか。

 

タメゴロー
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まあ~あんまり小難しい話もしたくないですけどねえ。

なんだかそんな気がしちゃったりなんかして!(広川太一郎風)

 

 

【赤塚不二夫さん】が教える?「真剣にバカをやれ」

とらわれのない生き方って、響きは陳腐かもしれないけど、勇気とか覚悟がいることだと思いますよ~。

 

赤塚さん流に言えば、

「真剣にバカをやれ」

になるのかなあ。

 

タメゴロー
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作品としての赤塚さんしか知らなかったけど、「ああ、こういう考えの人だったんだ」って発見があって。

 

しかも、それって今の時代においても、すっごく大事なことを含んでる気がするわけですよ、個人的には。

今の時代だからこそ、ともいえるかも。

だから、おすすめしますね~これらの本は。

 

ファンならずとも、おもしろいんじゃないかな~。

最近は、フジオ・プロの元アシスタントさんであった、しいやみつのりさんてらしまけいじさんが書かれた赤塚不二夫さんの本(下に挙げた2冊です)も出てるようで、私も読みたいな~と思ってます~。

 

タメゴロー
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というワケで、【赤塚不二夫さん】の本のお話でした! 次回も、モア・ベターよ!

 


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