
※画像はイメージです(ボンカレーではありません)
【ボンカレー】は、世界初の市販レトルト食品だった!
昭和から今に続くボンタンアメの話が出たとなると、誰しも気になるのが
ボンカレー
じゃないでしょうかね~。←いつものようにめっちゃ強引(「ボン」が同じだけ)
#ボンカレー pic.twitter.com/VN5pP9YI1x
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) October 10, 2021

崎陽軒のシウマイ弁当、ボンタンアメと都こんぶ同様、ボンカレーもまた、われわれ昭和世代にとっては「懐かしい昭和の味」ですよねえ。
ボンカレーは、1968年に大塚食品(工業)さんから、世界初の一般向け市販レトルト食品として発売されたそうです。
「一般向け」というのは、当時、米軍の軍用携帯食としての「真空パックソーセージ」などがあったものの、一般人が口にするものとしては世界初ということのようです~。
その真空パックソーセージからヒントを得て開発されたのが「ボンカレー」だそうなんですね。
なんと、ボンカレーがレトルト食品の先駆けだったんですね~、しかも、世界規模で!

今は、発売当時の味を再現した「元祖ボンカレー」も発売になっとります♪
【ボンカレー】といえば、松山容子のホーロー看板!
ちなみにボンカレーの「ボン」とは仏語の「bon」(英語のgood)からなんですよね。
シンプルなネーミングセンスが実にイカしてると思います。
ボンカレーといえば、われわれ昭和世代が思い出すのは、なんといっても松山容子さんをフィーチャーしたホーロー看板じゃないでしょうかね~。

品よく和服をお召しになった松山さんのホーロー看板は、昭和当時、町のそこここで見かけたものです。
女優・松山容子さんは、『琴姫七変化(ことひめしちへんげ)』なるテレビ時代劇に主演され、「アクション女優の先駆け」といわれるほどの殺陣の見事な太刀さばきとともに、大人気を博したとのこと。
もともと『琴姫七変化』の番組スポンサーが大塚製薬だったことから、主演の松山容子さんが、グループ企業である大塚食品のボンカレーのパッケージモデルやテレビCMに起用されたようです。
この『琴姫七変化』については、『多羅尾伴内』とともに、『キューティーハニー』の元ネタになったというお話が、永井豪さんの『激マン! キューティーハニー編』で明かされています。
激マン! キューティーハニー編(1) (ニチブンコミックス)
ともかく、松山容子さんのボンカレー看板、同じ大塚グループである大塚製薬「オロナミンC」の崑ちゃんのホーロー看板、由美かおるさんをフィーチャーしたアース製薬(同じく大塚グループ)のホーロー看板は、どれもが昭和の町を彩った、懐かしの看板たちですよねえ。
#オロナミンC #ボンカレー
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#由美かおる #ホーロー看板
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【ボンカレー】といえば、笑福亭仁鶴の「子連れ狼」CMも!
ボンカレーは、松山容子さんのホーロー看板とともに、われわれ昭和世代には、テレビCMも忘れがたいんじゃないでしょうか。
下は松山容子さんによるボンカレーCMですが、やはり日本語が美しいんですよね~。
和服姿とあわせて、実に品がいい。^^
#ボンカレーCMhttps://t.co/8pFDMT85RA
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) October 10, 2021
で、のちには笑福亭仁鶴さんが、拝一刀(おがみ いっとう)と思しき人物を演じる『子連れ狼』のパロディーCMも評判でしたよね!

「3分間待つのだぞ」「じっと我慢の子であった」などが流行したりもしましたねえ。
#ボンカレーCMhttps://t.co/0VhJSUBGTe
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子連れ狼 愛蔵版 コミック 1-14巻セット (キングシリーズ)
【ボンカレー】は、「どうつくってもうまい」?
さてさて、ボンカレーのお話も最後になりますが、手塚治虫さんの『ブラックジャック』の中に、ブラックジャック本人が語る「ボンカレーはどうつくってもうまいのだ」という台詞があるのが、いまだに語り草になっているようです。
それについては、こちら↓↓↓に記事を見つけましたので、よろしければどうぞ~。
のちに、ボンカレーの主力商品は、1978年に発売開始された「ボンカレーゴールド」に移り定番となったようですが、元祖ボンカレーも含めての健在ぶりは、昭和世代にはうれしいじゃあ~りませんか。
というわけで、懐かしい昭和の味【ボンカレー】のお話でしたが、楽しんでいただけましたでしょうか~。

次回もまた、モア・ベターよ♪
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