【AOR】は、「大人向けのロック」だった!
懐かしの洋楽っていうと、誰でも思い出すのが
「AOR」
でしょうね~。←めっちゃ決めつけ ^^;
「AOR」は、80年代当時はよく耳にしましたよね~。
これは、「アダルト・オリエンテッド・ロック」、つまり「大人向けロック」の略として、巷のおじいちゃん・おばあちゃんにも、おそらく知られてるでしょう。

「AOR? ああ、アダルト・オリエンテッド・ロックだね」ってな具合で。←ねーよ
「アダルト」っていうと、なんかエロい印象がありますが(俺だけか?)、エロじゃありません。
「AOR」は、「アルバム・オリエンテッド・ロック」(アルバム中心のロック)の略でもあるようですけど、ここでは「アダルト」の方でいきたいと思います。#^.^#
なんでも海外でいう「AOR」は、こちらの「アルバム・オリエンテッド・ロック」の方を指すそうです~。

「アルバム・オリエンテッド・ロック」の場合は、ただシングル曲を集めただけのアルバムでなく、一貫したコンセプトで構築されたアルバムということなんですね。
■ボズ・スキャッグス
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) January 12, 2021
■ボビー・コールドウェル
『What You Won’t Do for Love』の邦題は『風のシルエット』です。
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) January 12, 2021
■クリストファー・クロス
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) January 12, 2021
【AOR】の代表的アーティストは?
80年代当時は、さりげなく「AOR」って言葉を用いるのが「音楽通」みたいな印象もありませんでした?
「これって、AORだよね?」とか語ると、「お、わかってるねぇ」みたいな感じで、自分でもなにげに鼻が高かったりして。^^

代表的なアーティストとしては・・・
- ボズ・スキャッグス
- ボビー・コールドウェル
- クリストファー・クロス
- グローヴァー・ワシントン・ジュニア(スムーズジャズの先駆者といわれるようです)
- スティーリー・ダン(バンド名です)
- ドナルド・フェーゲン(スティーリー・ダンのメンバー)
- TOTO
- シカゴ
- ドゥービー・ブラザーズ
- ホール&オーツ(ダリル・ホール&ジョン・オーツ)
などなど、多士済々というか、大御所だらけで、どっからどこまでがAORなんだかよくわかんない勢いですよね~。

まあ、明確な定義はないんでしょうけどね~、AOR(アダルトの方 #^.^#)に。
■グローヴァー・ワシントン・ジュニア
『Just The Two of Us』の歌は、ビル・ウィザーズです。
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) January 12, 2021
■スティーリー・ダン
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) January 12, 2021
■ドナルド・フェーゲン
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) January 12, 2021
【AOR】は、聴きやすかった!
「AORアーティスト」と挙げられてる人たち見ると、80年代当時のビッグ・ネームばかりで、80年代音楽は、どれもこれもAORだったんじゃないの?と思わせられるほどですね~。^^
あ、日本人アーティストにも、AORミュージシャンとして挙げられてる人やグループはたくさんいるようですが、私は洋楽派だったんで、あいにく馴染みがないんですよね~。

どうも、すんずれいしました。^^;
まあ、AORのどこがいいかって言えば、まず「聴きやすさ」でしょうかね。
このへんも、日本人好みなんじゃないでしょうか~。
ロックなんですが、落ち着きがあるというかですね~。
なにしろ、「アダルト」ですからね。
エロじゃないですよ~、しつこいけど。^^;
で~、聴きやすいからって、音が相応に貧弱かっていうと、そんなこと全然ないわけで。
逆なんですよね~これが。
私のような音楽ド素人がいうのもナンですけども、中身は至って濃かったと思いますね~。

完成度の高さに、音楽通の方々からいまだに高く評価されてる名曲・名アルバムぞろいなんです~。
■TOTO
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) January 12, 2021
■シカゴ
下の『素直になれなくて(Hard To Say I’m Sorry)』は、ベスト盤では最後の『Get Away』の部分がカットされてたりするようなので要注意っす。アルバム『Chicago 16』にはちゃんとフルに入ってます。
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) January 12, 2021
■ドゥービー・ブラザーズ
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) January 12, 2021
■ダリル・ホール&ジョン・オーツ
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) January 12, 2021
— タメゴロー(恒点観測員341号) (@tamegoro_showa) January 12, 2021
【AOR】は、バリバリのロック派・メタル派にもオススメかも!
ブラック・ミュージックの要素なんかもふんだんに取り入れられてましたし。
ブラック・ミュージック好きの私には、こたえられないとこでしたねえ。
バリバリのロックとかヘヴィ・メタル好きの方々とかからすれば、メロウなAORは物足りないのかも知れないですけどね~。
でも、私の知る限りでは、「バリバリのロックやヘヴィ・メタル命」の人たちと話しても、「ああ、あれ、よかったですよね~ ^^」みたいな話になるのがAORかな~。
それだけ音が成熟して、音楽としての完成度が高かったっていうことなんでしょうかねえ。
今のナウなヤングにもぜひおすすめしたい「アダルトなロック」(エロじゃないですよ!)ですね~、AORは。
いやぁ、80年代音楽って、本当にいいもんですね~♪(水野晴郎風)
ここに挙げたアルバムは、どれもおススメですよ~。

というワケで、懐かしの「AOR」のお話でした! 次回もまた、モア・ベターよ♪
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