【AMラジオ入門】は、祖母のトランジスタラジオからだった!
みなさんは、ラジオを最初に聴き始めたときのことって、覚えておられますか?
私の場合、小学校高学年になってて、父親のアンプに付いてたラジオ・チューナーでラジオを聴いてたんですが(今思うと、さすがに音がよかったな~。真空管だからなのかな)・・・。
で、祖母が使わずに放置してたAMだけのトランジスタ・ラジオがあったんですよ。

ある日、そのトランジスタ・ラジオに電池入れてみたんですよね~なんとなく、聴いてみたくなって。
でも、電池入れても音がしない。
「ああ、やっぱダメか。壊れてるんだな」ってガッカリしたんですよ。
すると、しばらくしたら、音が鳴り始めて。

うれしかったですね、あのときは。たいしたことじゃないのに、やけにエキサイティングでした~。^^
【一慶・美雄の夜はともだち】【みのもんたのワイドNo1】
で、夜寝るとき、ふとんに入ってAMラジオ聴くのが楽しみになって。
深夜放送って時間じゃないんですけど、夜9~10時くらいからのAMラジオ番組を聴くようになったんですよね。

その頃よく聴いてたAMラジオ番組は・・・
TBSラジオの『夜はともだち』っていうのと、文化放送の『みのもんたのワイドNo1』っていう番組でしたね。
たぶん、『夜はともだち』の方があとから聴き始めたのかな。
AM専用トランジスタ・ラジオですから、AMしか聴けないわけですけど、ラジオの夜の番組を聴いているというだけで、思いましたねえ。
「俺は、ヤングへの階段をのぼっている」と。(笑)

ま~今にして思えば、幼いもんですけどねえ。^^
【夜のミステリー】と【どくとるマンボウ青春記】
『夜はともだち』は、小島一慶さんと林美雄さんがパーソナリティーで、生島ヒロシさんがまだ駆け出しっぽい感じで出演なされてたと思うんですよね。
で、『夜はともだち』に「夜のミステリー」っていうラジオドラマのコーナーがあって。
ミステリーというよりも、一話完結のオカルトっぽい怪奇ものだった気がするんですけど。

結構怖かったんですよね~。(笑)
昭和の頃は、ラジオドラマってのも多かったように思いますね。
もちろん、人気ラジオドラマが始まると風呂屋から人が消えた、なんてのは、われわれの親世代の話でしたけどね。^^
『みのもんたのワイドNo1』でも、北杜夫さんの『どくとるマンボウ青春記』をドラマでやってました。
どういうスタイルでやってたかは覚えてないんですが、効果音付きで、朗読よりも臨場感に溢れてたと思います。
当時まだ文庫本とかには親しんでなかったので、なんだか新鮮でしたね~。
友だちに、北杜夫さんの『どくとるマンボウ昆虫記』を借りて読んでた頃だったのかな。

まだ読めない漢字が多くて、難儀したのを覚えてますけど。
【ラジオ】には「ロマン」があった!
自作ラジオに夢中になる方がおられるように、ラジオって、なんかロマンがある気がしたんですよね, 声が聞こえてくるっていうとこに。
至極単純なんですけども。
BCLなんかも、だからやってみたかった時期があったのかもしれません。

私にとっては、トランジスタ・ラジオでAM入門、それからAM深夜放送を聴くようになり・・・。
やがてFM放送をエアチェックするようになるという、「ヤングへの登竜門」のはじまりだっただけに、AMラジオには感慨深いものがあるんですよねえ。
AM深夜放送としては、TBSラジオ『パックインミュージック』なんかを聴くようになっていったわけですけどね~。
小学生の頃聴いていた番組は深夜放送じゃないから、昭和当時の深夜放送独特のヤバさ(^^;)はない番組たちでしたけど・・・。
それだけに、のちに深夜放送を聴くようになったとき、さらに自分が「オトナに近づいていく」ような気がしてうれしかったもんです~。^^
みなさんは、ラジオの思い出、どんなのがおありでしょうかね~。
よかったら、コメント欄でシェアしておくんなまし♪

というワケで、懐かしの昭和「AMラジオ入門」のお話でした! 次回もまた、モア・ベターよ♪


タメゴローに励ましのコメントを送ろう!