タイヤじゃないヨ! 昭和のヤングに流行った【エアチェック】!
昭和にナウなヤング時代を送ったわれわれ世代にとって、
エアチェック
は欠かせなかったんじゃないでしょうかね~。
昭和の当時、流行りましたよね~、エアチェック。
エアチェックといっても、なにもタイヤの空気圧をチェックするのが流行ったわけではなくてですね。
調べたら、ちゃんと英語として通じるみたいですね。
まあ、もう死語なのかなあ、英語でも。^^;
特にコンポーネントステレオを手に入れて、FM放送聴くようになってからは、テープデッキでカセットテープにエアチェックをイソイソとやってましたね~、私は。
私のFM放送入門は、FM東京の『JET STREAM』(城達也さん)あたりからはじまったわけなんですけどもね~。
FM放送を聴くのも、エアチェックも、このあたりから始まったと思います~。
それからは、新聞のラテ欄(ラジオ・テレビ欄)で、その日のFM放送の演目をチェックするのが日課のようになったりもしましたねえ。
ラテ欄でFM放送をチェックするたびに、なんだか「オトナの世界に足を踏み入れた自分」を感じて、実にエキサイティングでした~。
【エアチェック】には「メタルテープ」を使え!?
エアチェックの難点といえば、FM番組を録音するわけですから、どうしても必要ない部分が混ざってしまうわけなんですよね。
やはり、お目当ての好きな曲だけ抜き出して、自分だけの音楽コレクション・テープをつくりたいわけですよ。
で、私が高校の時、ビートルズをこよなく愛する音楽&オーディオ・ファンの友人がいたんですよね。
そのビートルズ&オーディオ・ファンの彼から、
「メタルテープ」でエアチェックするといいよ!
なんて話を聞いて。
メタルテープで録った音をマスターに、通常テープに録音して、お気に入りの音楽コレクションをつくると音がイイってことだったんですよねえ。
聴きたい曲だけのカセットをつくるのに、メタルテープ使うといいよっていう話で。
メタルといっても、ヘビメタ専用のテープってことではないですよ!
でも、なにしろメタルテープは高くてですね~。
なんか、高級そうなパッケージでね~、見た目も。
恐れをなして(別に恐れなくてもいいですけどね)、結局、録音も編集も、全部ふつうのノーマルテープ使ってましたね~、私の場合。
人間はいささかアブノーマルなんですけどもねえ。^^;
まあ~、私の場合、なによりも、「FM」「エアチェック」っつーのが、「オトナへの階段」を上る感じがして、すごくエキサイティングだったんですよねえ。
もう、それだけでマンゾク、みたいな。^^
なにしろ、今みたいにいろんなメディアもないし、ラジオかレコードしかなかったわけですからね~。
【FM放送のエアチェック】手間が「音楽」の楽しさを増したかも!
われわれ昭和ヤングにとっては(CDが出る前の話)、レコードって結構高くて、中高生にはそうそう買えないシロモノでしたよねえ。
当時の価格でさえ、2500~3000円近くしたでしょう、たしか。
だから、そんな昭和ヤングの頼みの綱は、FMラジオだったわけですよね~。
で、音楽好きなら「FM!」で「エアチェック!」ってことになるわけです、自動的に。(笑)
私はそこまで音楽大好き人間ではなかったんですけども、やっぱり、洗礼を受けたわけです~。
で、楽しかったんですよね~、これがなんとも。
今から比べれば、確かに不便は不便だったかもしれないけど、あの昭和当時はそれが当たり前だったから、特にどうこう思わなかったですし。
なによりも、ひとつひとつの作業が楽しかったですねえ。
レコードの扱い、カセットテープの扱い、エアチェックとかも含めて、音楽聴くことに対してかかる手間が、いっそう音楽聴く喜びを大きくしたようにも思います~。
あと、カセット・テープはレコードと並んで、CDより音に豊かさや深みを感じますしねえ。
さてさて、そんなこんなで、懐かしい昭和の【エアチェック】のお話でした!
次回もまた、モア・ベターよ♪
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